うるさい足音

足音 こどもの足

長男太郎の足音がうるさい

近頃、長男(12才)太郎の足音が気になる。ドタドタ・ベタベタとやたら騒々しい足音をたてるのです。
もともと毎年4月には小学校の保健室から『肥満』というお知らせや、『子供の肥満と食事』とか、『子供の運動不足』なんかのセミナーの案内までもらってくるので
そもそも体重が重くて足音が大きいというのも否めません。

足音は踵歩きが原因

よくマンションの騒音被害に、上層階の住人の足音が挙げられます。
足音は同じ体重の人でも、足音が気になる人と気にならない人がいます。
その違い何か?
それはズバリ踵歩き『かかとで着地して歩くこと』です。
全体重を踵の一点に集中させることから「ドシンドシン、ズシンズシン」と床に伝わるのです。
対策としては、スリッパを履かせるなんてこともあるようです。
うるさい足音は、騒音としてマンションなどでは大問題ですし、
同じ部屋に住む家族としても『太郎、怒っているのかな?』なんて妙齢の息子に気遣ったりして疲れます。
大きな音って、人を不快にさせるのです。

踵(かかと)歩きとは

怒っているのではなさそうな太郎。では、最近になって“目立つ足音=踵歩き”って、そもそもどういう状態でしょうか?
足裏は体の表面積のわずか1%なんです。
その1%で全体重をバランスをとって二足歩行を始めた祖先には頭が下がる思いです。
そして、足裏の1点・踵まわりにはほとんど筋肉がありません。
歩いているときは体重の約3倍、走っているときは体重の約5倍もの重力が踵に集中してしまうのです。
踵だけで歩いてしまうと
踵に受けた刺激は、そのまま吸収されることなく足の骨を通って脊髄からに脳に伝わり
上半身を振動させるので様々な悪影響を及ぼします。
踵歩きを続けると、ひざ・腰の痛みや頚(くび)の不調と共に、めまい・肩こり・頭痛など
自律神経失調症状を引き起こしてしまう可能性があるのです。

踵だけの着地は間違い?

一般的にウォーキングとは、歩幅を大きくとって踵から着地して足指で蹴りだす。

と言われることが多くありませんか?
驚くべきことに、この踵から着地して大きな歩幅でウォーキングすると、膝や股関節を痛めてしまう人が後を絶たないといいます。
歩幅を大きくすることで、ダイエット効果は期待できるかもしれません。
けれどこの大きな歩幅が踵を『踵落とし』のように地面にたたきつける結果に
なってしまっているのです。
太郎にはすぐさま「足音を立てないように歩こう!」と伝え、
それ以降太郎も気を付けているので、足音が気になることはありません。

ミッドフット着地の利点

走法の一つであるミッドフット着地。
この言葉、聞き覚えのある方も多いと思います。
2017年TBSのドラマ「陸王」で竹内涼真演じる茂木裕人選手が取り入れた「ミッドフット走法」。
足裏と地面の接地方法に注目した走り方の1つで、足裏の中央部で着地する方法を指します。
そうです、そのミッドフット走法の着地方法を生かしたのがミッドフット着地です。

足裏の3点、足指・前足部・後足部(踵)の3点でバランスよく着地すると、体の重心の真下(ミッドフット)で着地することになり着地の衝撃を足だけでなく体幹の大きな筋肉で受け止めることになります。
安定した足裏での正しい歩行は、リズミカルな動きでスッスッとすばやく身をこなし、身体が活性化されて基礎代謝量が上がるそうです。

これは太郎だけではなく、私も取り入れたい!
やっぱりどんなにカッコつけても歩き方が必要以上に揺れていたり、ドタドタしていては元も子もありません。

騒音のない正しい歩き方

大切なのは歩幅を小さくとることです。
足首を柔軟にしてアキレス腱を持ち上げ、そして次の歩幅の小さな一歩を送り出します。
着地はミッドフットをイメージします。
足首を柔軟にすることで、足裏やふくらはぎの筋肉も柔らかくなります。
足の筋肉全体が柔らかくなるということは、足の疲れや浮腫みもおこりにくくなります。

踵歩きのまとめ

足音だけで歩き方のくせが判るということに驚きました。
今までウォーキングの基本とされていた踵歩きこそが、騒音足音の原因でした。
集合住宅では、階上の住人の踵歩きに悩まされている人は意外に多いそうです。
そして、当の踵歩きをしている方は迷惑をかけている自覚がないことも多いと言います。
階下の方からご指摘があったときは、感謝の気持ちも忘れずに!
正しい歩き方をマスターして自身の健康的な歩行に生かしていただきたいと思います。
足裏3点を着地させるためには、足裏のバランスが必要です。ここはもう少し掘り下げて、足裏のトラブルに注目していきたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました